2012年6月14日木曜日

グリーンツーリズム

別名:緑の旅行
英語:green tourism
都市生活者が農村・漁村などに滞在して余暇をのんびり過ごすこと。または、そうした余暇の過ごし方を奨励することで地域振興を図ろうとする取り組みのこと。

グリーンツーリズムはヨーロッパから発祥したとされる。農村で自然に親しみ、農村の住民と交流しながらのんびり過ごすことで、心のゆとりや余裕が得られる。旅行者を迎える農村部の側でも、観光事業を通じた地域活性に結びつくなどの利点がある。

日本では1990年代に農林水産省の提唱により、地域振興政策の一環としてグリーンツーリズムの概念が導入された。2012年6月に、行政刷新会議が進める「各省版事業仕分け」(府省庁版事業仕分け)による検討の対象となり、効果に関する検証が不十分であるとして廃止されることが決まった。

関連サイト:
「グリーン・ツーリズム」とは - 農林水産省