2014年10月1日水曜日

セアカゴケグモ

別名:背赤後家蜘蛛

ヒメグモ科ゴケグモ属の毒クモ。全身が黒く、膨れた背(腹部背面)に鮮やかな赤色の模様がある。1995年に初めて日本国内での生息が確認された外来種であり、特定外来生物に指定されている。

セアカゴケグモは猛毒を持つことで知られる。咬まれると激しい痛みを覚える他、吐き気、呼吸困難などの全身症状が現れる。対処が遅れると死に至る危険もある。なお毒はメスのみが持つ。

セアカゴケグモはもともとオーストラリアに生息する種とされる。日本では大阪府ではじめて発見され、周辺各県でも生息が確認された。その後10年の間に、北は岩手県、南は沖縄県まで、ほぼ全国でセアカゴケグモが発見されている。