2012年9月25日火曜日

疑似SARSウィルス

読み方:ぎじサーズウィルス
別名:疑似SARSウイルス

SARSウィルスと一見区別が付かないほどよく似たウィルス。ウォール・ストリート・ジャーナル日本版が2012年9月25日付けの記事で使用した表現。

疑似SARSウィルスは、2012年9月24日にサウジアラビアから英国に搬送された男性患者から検出された。このウィルスはSARSウィルスによく似ているものの、新種であると判定された。

SARSウィルスはコロナウイルスの一種で、SARS(重症急性呼吸器症候群)の病原として知られる。2002年に発見された後、2003年に急速な感染の広がりを見せ、世界中で警戒体制が敷かれた。2003年7月にWHOにより制圧宣言が出されている。

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版は、9月25日までに疑似SARSウィルスによって1人が重体、その他に、疑似SARSウィルスが死因の可能性がある死者が1名いることを報じている。

関連サイト:
中東で新型の疑似SARSウイルス - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2012年9月25日