2012年9月25日火曜日

ワリヤーグ

別名:ヴァリャーグ
別名:ワリャーグ
別名:ワリヤーク
別名:ワリャーク
別名:ワリャク
別名:施琅

旧ソ連時代に設計され、ソ連崩壊後にウクライナが保有していた航空母艦(空母)の名称。中国に売却され、人民解放軍海軍の空母「遼寧」として2012年9月に就役した。

ワリヤーグは1990年代にウクライナから中国へ売却された。中国本国への引渡しが完了したのは2001年になってからである。名目上は、娯楽施設として転用するためとされていた。

2000年代半ば以降、ワリヤーグは空母として改修を進められていることが徐々に明らかになった。2011年7月になって初めて、中国国防省がワリヤーグを空母として利用することを認めた。

ワリヤーグの全長は約300メートル、排水量は約6万トン、乗員数は1500名以上とされる。複数門の対艦、対空ミサイルを搭載している。

ワリヤーグは中国における国産空母の雛形として研究された後、練習艦として就航する予定とされた。2012年9月25日に大連で正式に就航式が催され、「遼寧」と正式に命名された。なお、就航時点では艦載機はまだない。