2013年2月25日月曜日

富士山入山料

読み方:ふじさんにゅうざんりょう

富士山に入山する際に料金を徴収するという構想、および、そこで徴収される入山料。2013年2月23日の「富士山の日」記念式典において、山梨県・静岡県の両県知事が入山料導入の意向を表明した。

富士山入山料は、富士山の環境保全のための財源として活用される。

2012年1月に、富士山を世界文化遺産に登録するべく日本政府が正式な推薦書を国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)へ提出しており、ユネスコの諮問機関イコモス(ICOMOS)による現地調査などが行われている。

他方、富士山の山中には大量のゴミが投棄されており、大きな課題となっている。このゴミ問題のために、富士山は世界文化遺産登録が困難になっているとも言われている。

2013年2月23日の山梨県・静岡県の両県知事によれば、2013年夏にも富士山入山料が試験的に導入されるという。