2013年2月7日木曜日

逆乖離

読み方:ぎゃくかいり

転換社債の時価が理論価格(パリティ)を下回っている状態のこと。

例えば、転換社債の時価が110円で理論価格が105円の場合、乖離率は次の計算式で求められる。

乖離率=(110-105)÷105×100≒4.76%

次に、転換社債の時価が110円で理論価格が115円の場合、乖離率は次の計算式で求められる。

乖離率=(110-115)÷115×100≒-4.35%

このように乖離率がマイナスの場合を逆乖離と呼ぶ。

逆乖離になった場合には、転換社債を株式に転換して売却することで利益が得られる。