読み方:ぎゃくかいり
転換社債の時価が理論価格(パリティ)を下回っている状態のこと。
例えば、転換社債の時価が110円で理論価格が105円の場合、乖離率は次の計算式で求められる。
乖離率=(110-105)÷105×100≒4.76%
次に、転換社債の時価が110円で理論価格が115円の場合、乖離率は次の計算式で求められる。
乖離率=(110-115)÷115×100≒-4.35%
このように乖離率がマイナスの場合を逆乖離と呼ぶ。
逆乖離になった場合には、転換社債を株式に転換して売却することで利益が得られる。