2013年4月25日木曜日

間質性肺炎

読み方:かんしつせいはいえん
別名:肺線維症

肺において肺胞を支持する役割を持つ「間質」が病変し、呼吸機能の低下を招く病気。

間質は、肺胞を囲むように存在しており、肺胞が酸素を取り込み二酸化炭素を放出する機能を支えている。間質が炎症を起こして線維化することで、肺の収縮が妨げられ呼吸が苦しくなり、また肺胞の周りに張り巡らされている毛細血管と肺胞の密着度が低下することで、呼吸の効率が低下する。

間質性肺炎の原因として、感染症や特定薬物などが挙げられる。原因が明らかでない間質性肺炎は「特発性間質性肺炎」と呼ばれ、難病に指定されている。

関連サイト:
特発性間質性肺炎 - 難病情報センター