2013年6月21日金曜日

QE3

別名:量的緩和第3弾
別名:米量的緩和第3弾
別名:量的金融緩和第3弾
英語:Quantitative Easing program 3

アメリカ合衆国の連邦準備制度理事会(FRB)が行う、第3回目の量的金融緩和政策。QEは「Quantitative Easing」の略称で、その後の数字は、第何回目かを表す。

2008年のリーマンショック後に行われた量的金融緩和が一般的にQE1と呼ばれる。また、2010年11月から半年以上に渡り、景気回復などを目指してQE2が行われた。

一般的に量的金融緩和は、政策金利の引き下げではなく、中央銀行が市場に資金供給を行う政策である。特にそれ以上金利を落とすことができない超低金利の状態にある場合に用いられることが多い。

QE3は2012年9月に始まった。FRBは住宅ローンを担保にした証券や長期国債などを買い入れ、資金の供給量を増加させた。

2013年5月には、FRBのバーナンキ議長がQE3の縮小を示唆したため、各国の株価が値下がりした。