2013年7月30日火曜日

電子出版権

読み方:でんししゅっぱんけん

電子書籍を扱う出版社に認められる権利。電子書籍の海賊版に対して、当該行為をやめるように請求する権利を出版社に認めるものである。2013年7月現在、文化庁が海賊版対策の一つとして導入を示唆している。

現行の著作権法では、インターネット上などに電子書籍の海賊版が出回った場合、出版社は訴えを起こすことができず、電子書籍の作家が訴訟を起こさなければならない。

2013年7月現在検討されている著作権法の改正案では、電子書籍に対する出版社の権限を拡大し、出版社が海賊版などへの対応をすることができる規定を盛り込むとされている。