2013年9月16日月曜日

SPRINT-A

読み方:スプリントエー
別名:スプリントA
別名:惑星分光観測衛星SPRINT-A

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の指揮のもと開発された、惑星観測を目的とする科学衛星。搭載する望遠鏡を用い、地上を覆う大気の影響を受けない宇宙空間において金星、火星、木星といった太陽系惑星を観測する。

JAXAによれば、SPRINT-Aの主な調査内容は、構造や成り立ちが地球によく似ている(地球型惑星である)金星および火星における大気の状況を調べることである。

また、地上から観測できない極端紫外線(EUV)が宇宙空間では観測可能であることを活かし、金星・火星、および木星、その衛星イオなどを対象として、オーロラ現象に代表されるプラズマの発生環境を測定することもミッションとされている。

SPRINT-Aは2013年9月に新型国産ロケット「イプシロン」(イプシロンロケット)に搭載されて打ち上げられ、予定どおりの軌道に投入された。

関連サイト:
惑星分光観測衛星 SPRINT-A - JAXA