2014年11月19日水曜日

自然災害リスクの高い都市ランキング

別名:自然災害リスクが高い都市ランキング
別名:都市災害リスク指数の高い都市
英語:global ranking of cities under threat from natural disasters

スイス・リー(Swiss Re)が公表している、世界主要都市の自然災害リスクの評価。世界600余りの大都市を対象に、地震や洪水といった自然災害を被るリスクがどれほど高いかをベンチマーキングしたもの。

スイス・リーが2013年にまとめたレポート「自然災害の脅威にさらされる都市のグローバルランキング」でば、主な自然災害のリスクは洪水、嵐、高潮、地震、津波の5つが挙げられている。これらの災害による破壊的被害をうけやすい地域は、アジアの沿岸都市であると分析されている。そして、この5つの災害による影響を受ける可能性のある人が最も多い都市が、東京・横浜、つまり日本の首都圏であると述べている。

東京・横浜の首都圏では、5災害による影響を受けると想定される人々の数は5710万人に上ると推測されている。大地震が発生した場合に2900万人近くの人々が影響を受ける可能性があるという。

自然災害リスクの高い都市ランキングの総合第1位が首都圏(東京・横浜)であり、第4位には関西圏(大阪・神戸)、第6位に中京圏(名古屋)が挙げられている。

関連サイト:
スイス・リー、都市地域の最も大きなリスクは河川の洪水と地震であるとする最新レポートを発表