2014年8月1日金曜日

クラフトビール

別名:地ビール
英語:craft beer

小規模な醸造所で製造されている(マスプロダクトでない)ビール。あるいは、少量生産で特徴的な製法スタイルを採用したビール。

クラフトビールの定義は確立しているわけではないが、おおむね、全国市場ではなく地域に根ざした製造・販売活動を行っており、地域や店舗の固有ブランドとして認知されているビールを指すことが多い。この意味では、クラフトビールはいわゆる「地ビール」とほぼ同義といえる。

「日本ビアジャーナリスト協会」ウェブサイトでは、米国の醸造家協会(Brewers Association)によるクラフトビールの定義を紹介している。米国においてクラフトビールは小規模であること、加えて独立性と伝統の要素が求められるという。

クラフトビールの多くは、大手ブランドのビールのような万人向けの味わいよりも、ホワイトビールやピルスナーといった特徴的な製法を採用して独自の味わいを追求する向きが強い。

大手ビール会社のキリンは204年7月に、小規模醸造所を立ち上げクラフトビール事業に参入、「より深いビールの世界、無限のおいしさの可能性を提案」すると発表している。

関連サイト:
クラフトビールの定義。クラフトビールとは? - 日本ビアジャーナリスト協会
「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレーブルワリー)」プロジェクト始動 - キリンビール株式会社