2014年9月17日水曜日

ダイオウホウズキイカ

別名:ダイオウホオズキイカ
別名:コロッサルスクイッド
別名:Mesonychoteuthis hamiltoni
別名:Colossal squid

スルメイカの仲間で、体長10メートル以上に成長する赤褐色の巨大イカ。ダイオウイカと並ぶ世界最大の軟体動物。主に南極海で発見されている。

ダイオウスルメイカはダイオウイカと同様、深海に生息している。そのため、観察される機会は非常に少ない。海上に上がるとすぐに死ぬ上、柔らかくて水圧の高い海底に特化した体は原形が維持できないため、まれに死んだ個体が陸に漂着したり漁船の網にかかったりすることがあっても生態研究の資料として役立つ部分が少ない。こうした事情から2010年代半ば現在でも謎の生物となっている。

ダイオウホウズキイカの眼球のサイズは直径30センチメートル前後に上る。これはダイオウイカと同じかそれ以上である。個体の全長がどの程度まで成長するか、確認されていないが、ダイオウイカよりもはるかに巨大に成長する種である可能性もあるとされている。

関連サイト:
巨大イカ、目玉は極度の遠視 - ナショナルジオグラフィック日本語版 March 16, 2012