2014年9月5日金曜日

二酸化塩素ガス溶存液

読み方:にさんかえんそガスようぞんえき
別名:二酸化塩素液

二酸化塩素を有効成分とする液剤。大幸薬品によれば、二酸化塩素に加えて亜塩素酸ナトリウムを1~20パーセント、およびリン酸緩衝液を1~20パーセント含有することを特徴とする薬液を指す。

大幸薬品は二酸化塩素を主成分とする除菌消臭剤「クレベリン」の販売元として(「正露丸」と共に)知られる。二酸化塩素には菌やウィルスを除去する効果があり、大幸薬品は溶存二酸化塩素ガスを安定して維持できる特許を取得している。

2014年9月、大幸薬品は二酸化塩素ガス溶存液を蚊の忌避剤(蚊除け)として用いる技術の特許を自治医科大学と共同で取得したと発表した。折しも前月には蚊を媒介する「デング熱」の国内感染者が数十年ぶりに報告されている。

関連サイト:
二酸化塩素ガス溶存液、蚊の忌避剤としての用途で大幸薬品、自治医大と共同で特許を取得 - 大幸薬品 プレスリリース 2014年9月3日