読み方:アラルかい
英語:Aral Sea
中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンにまたがる湖。高い塩分濃度を持つ塩湖。かつては世界第4位の面積を有する湖として、現在はほぼ消失しつつある湖として知られている。
20世紀半ばに、農業政策の一環としてアラル海に注ぐ川の大規模造成が行われた。その結果、アラル海に水を供給していた川の進路が変わり、アラル海には湖水を維持できるだけの水が入ってこなくなった。以後および半世紀ほどの間にアラル海の面積は急速に縮小した。
2014年現在、アラル海は全面的に干上がった状態となっており、完全消滅も危惧されている。