2015年3月30日月曜日

タックマンモデル

別名:タックマンの集団発達モデル
別名:5段階集団発展モデル
別名:五段階集団発展モデル
英語:Tuckman's stages of group development
英語:The Forming, Storming, Norming, Performing model
英語:Forming, Norming, Storming, Performing and Adjourning model

ブルース・タックマン(Bruce Tuckman)が提唱した、チームビルディング(組織づくり)における発展段階のモデル。集団・組織が形成されてから成果を挙げるようになるまでを4段階に、あるいは、さらに解散に至るまでの5段階に区分する。

タックマンモデルにおける組織の発展段階は次のように区分される。

  1. forming(形成・結成) 
  2. storming(混乱・激動)
  3. norming(統一・規範形成)
  4. performing(機能・成就)
  5. adjourning(解散・散会)
formingは、組織が結成された最初の段階であり、メンバーが初めて集まり、組織の在り方や目標などを模索している段階である。
stormingは、組織の在り方や目標などを巡って混乱や意見の対立などが生じる段階である。ちなみに「storm」は嵐が吹き荒れるといった意味である。
normingは、チームとしての見解が共有されて関係性が安定する段階である。役割分担や協調が生まれ、行動様式の規範(norm)が確立する。
performingは、チームが成熟して十分に機能し、成果を挙げることができる段階である。
adjourningは、目標達成を経てチームを解散する段階である。これはタックマンが提唱したタックマンモデル自体には含まれていなかった段階であるが、今日では解散までの5段階を一セットとして参照されることが多い。