2015年3月20日金曜日

チュニジアテロ事件

読み方:チュニジアテロじけん
別名:チュニジアテロ事件
別名:チュニジア襲撃テロ
別名:チュニジア銃撃テロ

チュニジアで発生したテロ事件。特に2015年3月18日にチュニジアの首都チュニスで発生したテロ事件。同事件では日本人観光客が巻き込まれて死亡したと伝えられ、日本国内でも大きく報じられた。

2015年3月のチュニジアテロ事件は、チュニス郊外に位置する国会議事堂(国民議会議事堂)ならびに隣接するバルドー博物館(Bardo National Museum)において発生した。武装集団が議事堂で銃を乱射、さらに博物館内に押し入って無差別発砲に及んだ上、館内に立てこもった。博物館内に居合わせた外国人観光客を中心とする19名が銃撃により死亡して、そのうち3名が日本人だったと報じられている。テロに及んだ実行犯2名は治安当局により現場で射殺されている。

チュニジアは北アフリカの地中海沿岸に位置し、北アフリカの国々の中では比較的治安のよい国とされている。バルドー国立博物館には古代ギリシアの像や古代ローマのモザイクを筆頭に地中海周辺地域の歴史的品々が多く展示されている。

2015年3月19日、中東の過激派テロ組織「IS」(イスラム国)がチュニジアテロ事件の犯行に関与したと声明を出した。

関連サイト:
チュニジアのバルドー博物館に武装グループ襲撃 19人死亡 日本人2人けがの情報も - ハフィントンポスト日本語版 2015年3月19日