読み方:きゅうそう
別名:桑やり
別名:桑遣り
蚕(カイコ)に、餌である桑の葉をやること。養蚕における給餌作業。
宮中では明治4年から養蚕が営まれている。毎年春から初夏の季節にかけて、皇后陛下が皇居内の養蚕所にて給桑をはじめとする作業に携わっておられる。
宮中における養蚕は形式的・儀礼的な催しというよりもむしろ実際的な養蚕の営みといえる。飼育されている蚕は「小石丸」と呼ばれる品種で、生産された生糸は古来の宝物の修復などに用いられている。
関連サイト:
天皇皇后両陛下のご活動 - 宮内庁