2015年9月28日月曜日

1.57ショック

読み方:いちてんごななショック

1989年の人口動態統計において、合計特殊出生率が過去最低の1.57に低下した事態。

合計特殊出生率は女性が生涯に産む子供の数で、統計を取り始めた1947年は4.54だった。その後、合計特殊出生率は低下の一途を辿り、丙午の1966年には1.58まで落ち込んだ。その後、第2次ベビーブームで数値は持ち返したものの、1989年には1.58を下回る1.57という過去最低の数値を記録したことから「1.57ショック」と呼ばれるようになった。

ちなみに、1.57ショック以降も合計特殊出生率は低下の傾向にあり、2005年には1.26まで落ち込んだ。