2015年11月27日金曜日

要保護児童

読み方:ようほごじどう

保護者のいない児童、あるいは、保護者の監護が不適当であると認められる児童のこと。児童福祉法により規定されている。

要保護児童は、保護する必要性が認められる児童全般を指すものである。保護者のいない児童は、具体的には保護者に遺棄された児童や孤児、家出した児童などが挙げられる。また、保護者が長期にわたって拘禁されている場合の児童も該当する。

保護者の監護が不適当であると認められる児童は、具体的には保護者が病気、知的障害などで監護が受けられない児童や保護者による虐待を受けている児童、放任されている児童などが挙げられる。また、犯罪行為、あるいは、犯罪をなす恐れのある児童についても要保護児童として認められる。

ちなみに、要保護児童に対して、保護者の養育を支援することが特に必要と認められる児童を要支援児童という。

関連サイト:
児童福祉法 - e-Gov