読み方:しゃかいほしょうせいどかいかくすいしんほんぶ
持続可能な社会保障制度の確率を図ることを目的に、内閣に設置された組織のこと。
社会保障制度改革推進本部は、2013年に制定された「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」に伴い設立された。本部長を内閣総理大臣が務め、内閣官房長官や総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣などが本部員を務める。
2014年に決定された基本方針には、「子ども・子育て支援」、「医療・介護」、「年金」の3つの分野の実施スケジュールが盛り込まれた。子ども・子育て支援においては、子ども・子育て支援の新制度、および、育児休暇中の経済的支援の強化を実施するとしている。また、医療・介護においては、地域医療介護総合確保基金や介護保険1号保険料の低所得者軽減強化などを実施するとしている。また、年金においては、年金生活者支援給付金や受給資格期間の短縮などを実施するとしている。
関連サイト:
持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律 - e-Gov