英語:span model
株価や為替レートなどの分析を行う際に用いられる、一目均衡表をベースにしたテクニカル指標。
スパンモデルは、計算式によって求められた2本のラインと、それらのラインを挟む領域(一目均衡表では雲と表現している)の状態、および、遅行スパンで構成されている。
スパンモデルの2本のラインは、赤色と青色で描画され、赤色ラインが青色ラインを上回っている時は雲の色を赤色で塗りつぶす。一方、青色ラインが赤色ラインを上回っている時は雲の色を青色で塗りつぶす。赤色で塗りつぶされた領域がレジスタンスゾーン、青色で塗りつぶされた領域がサポートゾーンとなる。
スパンモデルの見方や分析方法は多数あるが、一般的には、青色のラインが赤色のラインを下から上に突き抜けた地点を「買いサイン」、赤色のラインが青色のラインを下から上に突き抜けた地点を「売りサイン」とすることが多い。