太陽系の惑星の第9番目に位置すると目される惑星の通称。太陽系外縁を、遠大な年月をかけて公転しているものと仮定されている。
プラネット・ナインの存在は2010年代半ばに仮説として提唱された。2016年には米国の研究者が存在の証拠となり得る痕跡を見出したと発表している。ただし、直接に観測されたものではなく、2016年時点では存在は立証されてはいない。
太陽系の惑星は太陽に近い順に水・金・地・火・木・土・天・海、と8つある。かつては冥王星が第9番目の惑星として名を連ねていたが、2000年代に惑星の要件を満たさないとして「準惑星」の位置づけに変更されている。