2017年8月1日火曜日

ブラインドメイク

視覚に障害を持つ人が化粧を行う技法のこと。美容福祉学の研究者、大石華法によって開発された。

ブラインドメイクは、自分で化粧ができるという喜びを視覚障害者に体感させ、自己肯定感を高める作用などが期待される。自己肯定感の高まりが視覚障害者に外出を促すきっかけとなり得るため、医療現場でも視覚障害者への習得が勧められている。

ブラインドメイクの指導は、大石華法が会長を務める「日本ケアメイク協会」によって主に行われている。同協会の認定する「化粧訓練士」の有資格者は、国内外の視覚障害者にブラインドメイクを教授している。