読み方:ガソリンかそち
別名:SS過疎地
ガソリンスタンド(SS)の数が極端に少ない地域のこと。経済産業省は「市町村内のSS数が3か所以下の自治体」をSS過疎地と定義している。ガソリンスタンド過疎地では、自家用車や農業機械への給油、冬場の灯油配達などに支障が出やすい。
ガソリンスタンドが減少する背景には、地域の高齢化による後継者不足や、ガソリン需要低下などの構造的要因が指摘されている。短期間に同じ地域内でガソリンスタンドの閉鎖が相次ぐこともあり、急速に地域がガソリンスタンド過疎地と化す場合もある。
ガソリンスタンド過疎地の減少に向けて、経済産業省では、カフェの併設など経営の多角化をガソリンスタンドのオーナーに呼び掛けている。