2017年11月9日木曜日

魔の2回生

読み方:まのにかいせい
別名:魔の二回生
別名:自民党・魔の2回生

衆議院選挙において2回目の当選を果たして「2回生議員」となり、何かしらの醜聞や不祥事で取り沙汰された議員(とりわけ自民党所属の議員)を総称した言い方。2017年によくマスメディア等で用いられた表現。2017年ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語にも含まれた。

産経新聞は2017年9月22日付の記事で、自民党の「魔の2回生」として、中川郁子・門博文・武藤貴也・宮崎謙介・務台俊介・中川俊直・大西英夫・そして豊田真由子の名前を挙げている。取り沙汰された内容は不倫騒動、金銭トラブル、暴言・舌禍とさまざまである。

豊田真由子は当時の秘書に対する「このハゲー!」「ちーがーうーだーろー!」といった暴言の数々が特に強烈であり、ことさらに多く取り沙汰された。「ちーがーうーだーろー!」発言は「魔の2回生」とは別に2017年ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語にも含まれている。

2017年10月に衆議院解散総選挙が実施され、魔の2回生と呼ばれた議員の多くは3選を目指して立候補した。結果はまちまちで、当選を果たした議員もあれば、落選・惨敗を喫した議員、小選挙区では落選したが比例で復活当選した者もいる。豊田は落選した。

関連サイト:
女性問題、被災地おんぶ、暴言…自民党の「魔の2回生」崖っぷち 衆院選目指すも「違うだろ!」 ―― 産経新聞, 2017年9月22日