2018年5月2日水曜日

服育

読み方:ふくいく

「衣服を着る」ということに関連する作法や考え方を教え、服に関する教養や服と暮らしの関連性への理解ひいては生きる力そのものを育むこと、および、そのような考え方のこと。

「服育」という語は「食育」「知育」といった呼び名になぞらえた呼び名といえる。食育が食事の大切さを教え食事に関する理解を深める取り組みであるように、服育は、服の着方や着るということの大切さ、衣服の文化・文化差、マナー、社会と服との関連といった点に関する子どもの教養を育む。

2018年2月には東京銀座の公立小学校が海外のハイブランドの服を標準の制服に指定したことが報じられて物議を醸し、はからずも服や服育に対する意識が世に問われるような形となった。