2018年5月16日水曜日

ブルセラ症

読み方:ブルセラしょう

ブルセラ菌(ブルセラ属菌)による感染症。いわゆるズーノーシス(人畜共通感染症)である。

ブルセラ症は数週間程度の潜伏期間を経て高熱をはじめとする諸症状があらわれる。発熱の他に関節痛(関節炎)や倦怠感、消化器系の疾患を伴う場合も少なくない。おおむねインフルエンザの症状に似る。

ブルセラ菌そのものは世界中に広く分布しており、特にアフリカや中南米ではブルセラ症の症例がまま見られるが、衛生管理の進んだ先進国ではブルセラ症の発症例は稀といえる。ただし海外から持ち込まれた家畜によりブルセラ菌の脅威がもたらされる可能性はある。

2018年に日本国内でブルセラ症と診断された患者が確認されたと国立感染症研究所が発表し、産経新聞などがこれを報じた。同紙によれば、今回確認された感染者は動物を飼ってはいるものの日本国外に渡航した経歴はなく、しかも検出されたブルセラ菌はこれまでに確認されたことのなる新種に該当するという。

関連サイト:
新菌種の「ブルセラ症」、64歳男性が腎機能不全に ― 産経ニュース 2018.5.16