2018年7月12日木曜日

リフィーディング症候群

読み方:リフィーディングしょうこうぐん
別名:リフィーディングシンドローム
別名:Refeeding症候群
別名:再摂食症候群
英語:refeeding syndrome

長時間の絶食などによって極端な栄養不良に陥っている状況で、急に多量の栄養を摂取した場合に、代謝機能が変調を来してさまざまな症状を併発すること。

人体は飢餓状態に陥ると代謝のサイクルが変化し、代謝率の低下や体内物質の分泌物の増減などが生じる。そうした状況で豊富な栄養が体内に取り込まれると、リン、マグネシウム、カリウムといった成分の血清濃度が低下し、これが不整脈や心停止を引き起こす要因となり得る。

東京医科大学八王子医療センター・救命救急センターのウェブサイトでは、海外の文献による「リフィーディング症候群の本態は、これらエネルギー器質の変化とそれに伴う電解質やミネラルの移動である」という定義づけを紹介している。

換算サイト:
リフィーディング症候群 ― 東京医科大学八王子医療センター・救命救急センター