2020年5月21日木曜日

不要不急

読み方:ふようふきゅう

不要不急とは

不要不急とは、無用でいそぎでないことを表す語。不要は不必要、無くてもよいこと、またそのさまを表す語で、不急は差し迫っていないこと、またそのさまを表す語である。

不要不急の用例、使い方


  • 不要不急の外出を控える
    食料品の買い物や通院など、生活する上で必要最低限以外の外出を控えるということ。
  • 不要不急の経費を削減する
    実利を伴わない会合や会食、出張などを中止して経費の削減を図るということ。
  • 受験勉強には不要不急な本
    受験に合格するために必要とされる参考書や辞書以外の本のこと。


不要不急の英訳

不要不急を英語で表すと nonessential and nonurgent(non-essential non-urgent)となる。nonessential は本質的でない、肝要でないといった意味であり、nonurgent は切迫してない、緊急でないという意味である。

不要不急の対義語

不要不急の対義語は、必要性が高い、緊急性が高いという意味をもつ「喫緊事(きっきんじ)」「喫緊の課題」などが挙げられる。喫緊には「差し迫っていて大事なこと」といった意味がある。