別名:アフターコロナウイルス
別名:コロナ後
英語:after coronavirus
英語:after the coronavirus
アフターコロナとは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に流行した後の社会のあり方を問う文脈で用いられる表現。コロナ禍は社会に不可逆的な変化をもたらした(完全に「コロナ以前」の状態へ戻ることはもはや不可能)という見解を前提した上で「今後あるべき社会」を模索・提言するような文脈で用いられる。
アフターコロナの社会像は、感染症の存在を前提した生活を今後も継続してゆくということである。典型的には、ソーシャルディスタンスの確保、人が密集するライブ等イベントの減少、リモートワークの積極的導入、ウェブ会議の増加、オンライン飲み会の導入、非接触型決済の普及浸透などが挙げられる。国家レベルではグローバル化の流れが停滞し縮小に転じるのではという見方が強い。
「アフターコロナ」はしばしば「ウィズコロナ」という言葉と共に言及される。「ウィズコロナ」は「コロナウィルスと共にある」時期を指し、コロナウィルスの感染例や感染の脅威がいまだ残存している時期を指す。
厚生労働省は2020年5月に《新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」》と題した行動指針を公表している。これは一種のアフターコロナの社会像といえる。
関連サイト:
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました ― 厚生労働省