2020年7月21日火曜日

森羅万象

読み方:しんらばんしょう

森羅万象とは、森羅万象の意味

森羅万象とは、存在しているありとあらゆる物事や現象という意味のこと。わかりやすく説明すると、この宇宙に存在する全部ということである。森羅万象の「森羅」とは、森の木々が重なり、生い茂っている様子を指しており、「万象」は、あらゆるものを意味する。この二つの用語を組み合わせることにより、大地を覆いつくす木々のように、この世に存在するあらゆるものがどこまでも無限に広がっている様子、が語源である。英語表現は everything や all などが挙げられる。

森羅万象の対義語、類語

森羅万象の対義語は有象無象が挙げられる。また、類語は万有や天地、宇宙等などである。

森羅万象の例文、使い方

「森羅万象そのほどを得たらん人こそ、よく馴れ、よく修行なさば、真の大通にもいたるべし」といった例からもわかるように、森羅万象という言葉は多様な和歌等で用いられてきた。現代文の例文としては、「私たちは森羅万象を考慮して行動しなければいけない」「人の悩みは森羅万象のように絶えない」などの使い方がある。

森羅万象という言葉は壮麗なだけに、使いどころを見極める必要性がある。多様し過ぎると陳腐な印象を与えてしまうこともあるので注意が必要である。森羅万象は宇宙とほぼ同義といっても良く、両者の用語を見極めて使い方をしっかり理解することが大事になる。また、宇宙のあらゆるものを表す森羅万象は、仏教絵画の素材になることも多い。その代表例が曼陀羅であり、森羅万象という言葉がよく視覚化されている。