隣人ガチャ(りんじんがちゃ)は、隣家または隣室に住む人について「隣人は自分では選べない(完全に運任せである)」そして「最悪の大ハズレを引く場合があり得る」という意味合いを込めて用いられる表現。とりわけ一戸建て住宅の「お隣さん」に関する話題で用いられやすい(一戸建て住宅を購入した場合はそうそう簡単には引っ越せないためである)。
「隣人が周りに迷惑をかける最悪のタイプだった」という状況は「隣人ガチャ失敗」「隣人ガチャはずれ」「隣人ガチャ爆死」のように表現される。
「隣人ガチャ」のように「自分では選べない」「運任せで決まってしまう」種類の事柄は「~ガチャ」という言い方で呼ばれることが少なくない。たとえば「親ガチャ」「上司ガチャ」「担任ガチャ」などが挙げられる。
隣人ガチャにおいては、事前に「ヤバい隣人がいる」と判明すれば、隣人ガチャ爆死を回避できる場合もある。隣人が先にそこに住んでいる(自分がそこに引っ越す)場合に限るが、本格的な契約や引っ越しの前に引越し先に赴き、隣人に挨拶するなどしてよく見定める、といった工夫が爆死回避の決め手となり得る。とはいえ、迷惑な隣人が後から隣に引っ越してくるというガチャ要素はなかなか根絶しがたい。