2010年11月10日水曜日

国連安保理改革

読み方:こくれんあんぽりかいかく
別名:国際連合安全保障理事会改革
別名:安保理改革

国際連合安全保障理事会(国連安保理)において旧弊となりつつある構造を見直そうとする一連の働きかけ。

国連安保理は国家間の安全保障、国際の平和と安全の維持に関する意思決定機関であり、国際連合(国連)における最重要機関のひとつである。しかしながら、同機関が設立された第2次世界大戦直後の1945年より2010年現在に至るまで、常任理事国の数も構成も変わっていない。そうした中で、安保理の体制を改革する必要があるとする声が、1990年代半ばより起こっている。

改革に際していくつかの改革案が起草され、討議されているが、2010年現在まで、どの改革案も実現には至っていない。

常任理事国入りを目指す非常任理事国の日本は、2004年、ドイツ、インド、ブラジルと共に常任理事国入りを求める旨の改革案を提案。しかしながら十分な賛同は得られず、同案も採択されていない。

2010年11月には、インドが米国から公式に支持を表明され、「インドの常任理事国入り」の可能性が急浮上してきている。

関連サイト:
国連改革・安保理改革 - 外務省
なぜ安保理改革が必要か - 外務省