2010年11月3日水曜日

一般世帯

読み方:いっぱんせたい

一般的な世帯のことを幅広く指す表現。「単身世帯」と対比的に用いられる場合や「施設等の世帯」と対比的に用いられる場合などがあり、調査や統計ごとに「一般世帯」の定義や使い方は、やや異なる。

1985年以降の国勢調査の場合は、総務省統計局によれば、下記の条件に合致する世帯を一般世帯と呼ぶ。


(1) 住居と生計を共にしている人の集まり又は一戸を構えて住んでいる単身者
 ただし,これらの世帯と住居を共にする単身の住み込みの雇人については,人数に関係なく雇主の世帯に含めています。
(2) 上記の世帯と住居を共にし,別に生計を維持している間借りの単身者又は下宿屋などに下宿して いる単身者
(3) 会社・団体・商店・官公庁などの寄宿舎,独身寮などに居住している単身者


国勢調査の場合は、世帯を上記の定義での「一般世帯」と、「施設等の世帯」の2つに区分している。

これに対して、「消費者態度指数」などで知られる内閣府の「消費動向調査」の場合は、世帯を「一般世帯」「単身世帯」の2つに区分し、両方を合わせて「総世帯」と呼んでいる。

関連サイト:
世帯の種類 - 統計局ホームページ/統計表で用いられる用語,分類の解説2
消費動向調査 - 内閣府