2011年3月16日水曜日

国際原子力事象評価尺度レベル7

読み方:こくさいげんしりょくじしょうひょうかしゃくどレベルなな
別名:INESレベル7

国際原子力機関(IAEA)などが定める原子力発電所の事故の事象報告のための国際評価尺度の内、「深刻な事故」として規定されるレベルのこと。

国際原子力事象評価尺度は「レベル0」から「レベル7」までの8段階で評価されるようになっており、その中で、最も深刻なレベルに相当する。

過去に、国際原子力事象評価尺度レベル7とされた原発事故としては、1986年に旧ソ連で発生した「チェルノブイリ原子力発電所事故」がある。

なお、2011年3月11日に発生した「東日本巨大地震」の影響で福島第一原子力発電所において発生している「福島第一原子力発電所事故」については、2011年3月16日時点で「国際原子力事象評価尺度レベル5」または「国際原子力事象評価尺度レベル6」と評価された。その後、2011年4月12日には暫定レベル7に引き上げられている。