2011年5月9日月曜日

浜岡原子力発電所

読み方:はまおかげんしりょくはつでんしょ
別名:中部電力浜岡原子力発電所
別名:浜岡原発

静岡県の最南端に位置する御前崎市にある原子力発電所。中部電力が保有している。原子炉のタイプは沸騰水型原子炉(BWR)、および改良型沸騰水型原子炉(ABWR)。

原子炉は1号機から5号機まであり、うち1号機と2号機は2009年に運転終了、3号機は2010年11月以降2011年5月現在まで定期点検中となっている。

浜岡原子力発電所は、いわゆる「東海地震」の想定震源域の中に位置しており、また、事前調査で安全と判断されているものの、敷地内には「H断層系」と呼ばれる4本の断層が存在するなど、地震に対する不安材料がいくつか指摘されている。

2011年3月には、東北地方における東日本大震災の発生を受けて、浜岡原発でも新たに防潮堤を設け津波被害に備える計画が立案されていた。また、2011年5月6日に政府側から浜岡原子力発電所の全ての原子炉を停止するよう要請を受け、5月9日、中部電力は要請を受け入れて全炉を停止することを決定した。

関連サイト:
中部電力 | 浜岡原子力発電所