2011年3月19日土曜日

休眠火力発電所

読み方:きゅうみんかりょくはつでんしょ
別名:休眠火力

計画的に稼動停止されている火力発電所。電力供給エリアに原子力発電所が建設されたり、不況で電力需要が落ち込んだり、といった理由によって稼動が長期的に停止される。

休眠火力発電所は、既に廃止されているわけではないので、メンテナンスをすれば再稼動が可能である。

2011年3月、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響で東京電力の主要な電源の一つであった福島第一原子力発電所が津波の影響で機能不全となり、首都圏を含む広範囲にわたって計画停電(輪番停電)を実施するレベルの電力不足が発生している。このため、東京電力は休眠火力発電所を稼動させて電力供給に充てることを検討している。しかしながら、休眠火力発電所の復旧・再稼動には2ヵ月、3ヵ月の期間を要するという。