2011年4月1日金曜日

原発ロボ

読み方:げんぱつロボ

原子力関連施設でトラブルが発生した際に用いられる機械の総称。

原発事故(原子力災害)では、損壊した施設から放射性物質がもれ出る可能性などから、人が不用意に現場に立ち入る事が困難になる。そこで、遠隔操作によって現場まで走行させ、放射線量を量ったり現場を撮影したり、ガレキを撤去したり、といった能力を持つロボットが利用される。

日本では原子力安全技術センターが保有する「防災モニタリングロボ」(通称「モニロボ」)などがある。原子力事業を推進している米・独・仏などでもそれぞれ原発ロボを保有しており、中には紛争で爆発物処理に使用されている機種もある。