2011年4月1日金曜日

防災モニタリングロボ

読み方:ぼうさいモニタリングロボ
別名:防災モニタリングロボット
別名:モニロボ

原子力安全技術センターが所有する、原子力施設などで災害が発生した際に、無人の現場で情報収集・監視が行える機械装置。通称「モニロボ」。

防災モニタリングロボは1キロメートル離れた地点から遠隔操作によって現場まで入り、空間線量などを調査して無線で通信することができる。放射能漏れの可能性があるなど、人の立ち入りが危険視される場面で活用される。

防災モニタリングロボットは1999年9月に発生した東海村JCO臨界事故の反省として、その必要性が認識され、開発への取り組みが進められた。2011年3月に発生した福島原発の原発事故でも現場へ送られている。

関連サイト:
防災モニタリングロボット - 原子力安全技術センター(PDF)