2011年6月22日水曜日

ガラスバッジ

別名:ガラス線量計
別名:個人用ガラス線量計

放射線を照射すると発光する性質を持つようになる、特殊なガラス素材を使用した、一種の線量計。個人が受けた積算の放射線量を計ることができる。なお、ガラスバッジが受けた放射線量を計測するには、専門の装置が必要となる。

2011年6月22日、計画的避難区域に含まれている福島県川俣町では、近畿大学の協力のもと、学校へ通う生徒および教師へガラスバッジが配布された。定期的に放射線被ばく量を計測し、安全性をチェックする狙いがある。

なお、市販されている個人用積算線量計は、2011年6月ごろには「ラドトリアージ」「ラドフィット」といった名称の、海外から輸入したカード型線量計がいくつかある程度であったが、その後国内企業からも「エアカウンター」のような小型線量計を発売することが発表されている。