2011年11月22日火曜日

主婦年金救済法案

読み方:しゅふねんきんきゅうさいほうあん

日本政府による、年金の受給資格を失っている専業主婦の救済を目的とした法案のこと。

専業主婦は、保険料の納入者である配偶者が退職するなどした場合に、第3号被保険者としての資格を失うため、新たに国民年金に加入する必要がある。しかし、その制度を知らずに保険料を未納していると年金の受給資格を失う場合がある。

日本政府は2011年11月22日、このような受給資格を失った人(主に専業主婦)を救済するために、国民年金法を改正する主婦年金救済法案を決定した。

主婦年金救済法案には、過去10年分の保険料未納分を追加で納付できることや、保険料未納期間を受給資格期間に算入する(ただし、年金額には反映されない)ことなどが織り込まれている。