2012年1月31日火曜日

振り込め詐欺

読み方:ふりこめさぎ

相手を騙して金銭を振り込ませようとする詐欺の総称。一連の詐欺行為をまとめた呼称として警視庁が名づけた呼び名である。

総務省ウェブサイトでは、振り込め詐欺を「オレオレ詐欺、架空請求詐欺、および、融資保証金詐欺の総称」と説明している。オレオレ詐欺は、高齢者などに親族を装い電話をかけ、気を動転させるなどして金銭を振り込ませる方法である。また、架空請求詐欺は、本来払う義務のない支払い請求を送りつけて、不安を煽り立てる方法であるといえる。

振り込め詐欺の手法は2000年代に入ってから広く知られるようになり、認知度が増すとともに模倣版も増え被害額も大きくなりつつある。手口としても、銀行員を装ったり、「飛ばし携帯」と呼ばれる身元の発覚しにくい連絡手段を用いたり、犯行を役割分担して「掛け子」「出し子」「受け子」に分かれたりと、次第に巧妙化している。

関連サイト:
警視庁振り込め詐欺対策HP
振り込め詐欺(恐喝)事件にご注意 - 金融庁
総務省の振り込め詐欺対策(総合サイト)