2012年3月16日金曜日

北限のサル

読み方:ほくげんのサル
別名:北限の猿

青森県の下北半島に生息する猿(ニホンザル)。国内のサルの生息分布における北端であるだけでなく、人間を除く霊長類としては世界で最も高緯度(最も北側)で生息している。

北限のサルは天然記念物に指定され保護されている。そのためもあって、サルが畑に下りてきて農作物を食い荒らす被害が問題となっている。被害額は年間数百万円に上るとされる。

北限のサルの農作物被害について対策を考える「下北半島のニホンザル被害対策市町村等連絡会議」は、2008年より「モンキードッグ」と通称されるサル追い用の犬を導入、畑に下りてきたサルを犬を使って威嚇する方法を実施している。

関連サイト:
被害防止計画の優良事例 下北半島鳥獣被害防止計画(青森県むつ市、大間町、風間浦村、佐井村) - 農林水産省 鳥獣被害対策コーナー