2012年3月6日火曜日

慢性活動性EBウィルス感染症

読み方:まんせいかつどうせいイービーウィルスかんせんしょう
別名:慢性活動性EBウイルス感染症

EBウィルス(エプスタインバールウイルス)への感染によって発症する場合がある希少疾患、および難治性疾患。

EBウィルスはヘルペスウィルスの一種で、「EBウィルス感染症」と呼ばれる感染症の原因となる。EBウィルス感染症は世界中の多くの人が罹患する感染症で、大半の場合は軽微な症状を呈する程度で回復する。EBウィルスによって「伝染性単核球症」を発症する場合もあるが、数日から数週間程度で回復する。

慢性活動性EBウイルス感染症は、EBウィルスが体内で増殖し、通常のEBウィルス感染症の数百倍から1000倍程度に増えるという。肝臓や脾臓などに合併症を発症し、数ヵ月におよぶ高熱、発疹、脳炎などを併発する。

関連サイト:
厚生労働科学研究 難治性疾患克服研究事業 「慢性活動性EBウイルス感染症の診断法及び治療法確立に関する研究」 ホームページ - 独立行政法人国立成育医療研究センター研究所 母児感染研究部