2012年4月24日火曜日

タンス通貨

読み方:タンスつうか
別名:たんす通貨
別名:箪笥通貨

海外旅行の際に外貨両替をして使いきらずに帰国し、そのまま自宅に仕舞われている現地通貨を指す語。いわゆる「タンス預金」の外貨版として用いられる語。トラベルジャーナルが2012年4月23日にタンス通貨に関する調査報告を公表している。

トラベルジャーナルは海外旅行経験のある全国の日本人男女約7800名を対象に、インターネットを通じたアンケートを実施した。その結果に基づき推計すると、海外旅行で使いきれずに各家庭で放置されている現地通貨は、総額およそ1兆3000億円を超えると見られるという。

ちなみに、日本政府が2012年2月の「成長ファイナンス推進会議」第1回会議において、震災復興を目指す経済政策案のひとつとして挙げた「休眠預金」(睡眠預金)の総額が、およそ800億円超と推定されている。

トラベルジャーナルによる同じ調査報告は、日本人観光客の海外での盗難・紛失による被害額は平均で約6万5000円に上るという結果も伝えている。

関連サイト:
海外旅行に関する調査 海外旅行の現地通貨の使い残し”タンス通貨”は総額1兆3,252億円 - 株式会社トラベルジャーナルプレスリリース(PR TIMES)