読み方:にちめんつうか
別名:太陽面通過
別名:日面経過
太陽の表面を天体が横切っていくように見える現象。普通は地上から観測される現象を指す。
地上から観測される日面通過は、主に金星と水星によって生じる。どちらも内惑星である。天文現象としては金環日食に該当するが、地上から見える金星・水星が太陽と比べてはるかに小さいため、むしろ大きめの黒点が移動しているように見える。
なお、月が太陽に重なる現象は、太陽の一部または全部を覆い隠す「食」と呼ばれる。
2012年5月現在、次に観測できる最も近い日面通過は、2012年6月6日に発生する金星の日面通過である。
関連サイト:
日面経過 - 国立天文台・暦計算室