2013年2月27日水曜日

61398部隊

別名:61398
別名:人民解放軍61398部隊
別名:61398部队
英語:Unit 61398

中国人民解放軍(中国共産党の軍であり、事実上の政府軍)が関与しているとされるハッカー集団の通称。多年にわたり、米国をはじめとする諸外国の政府・企業のシステムに潜入して諜報活動を行っていたとの疑惑が持たれている。米国のセキュリティ関連企業MANDIANTが2013年2月に報告した。

MANDIANTの報告書によれば、61398部隊は上海に拠点をおき、2006年から世界140以上の組織に対してAPT攻撃を行っているとされる。中国紙「大紀元」日本語版記事によれば、中国外務省は中国政府の61398部隊への関与を否定し、報告書の内容は専門的でない無責任な内容であるとして非難している。

なお、2013年2月26日現在、浙江大学ウェブサイトには「中国人民解放军61398部队(地点在上海浦东)」の学生を募集する2004年時点の通知書が掲載されている。

関連サイト:
APT1: Exposing One of China's Cyber Espionage Units(PDFファイル) - MANDIANT
米へのサイバー攻撃、「中国軍が黒幕」 政府が直接支持か - 大紀元日本 2013年2月20日
サイバー部隊61398 コンピュータ学科学生の募集情報が流出 - 大紀元日本 2013年2月25日