2013年2月27日水曜日

浮石寺

読み方:ふせきじ
読み方:ブソッサ
読み方:ブソクサ

韓国忠清南道の瑞山にある寺院。建立は7世紀まで遡るとされ、韓国屈指の古刹として知られる。韓国最古の木造建築の一つとされる「無量寿殿」をはじめ、多くの国宝や文化財を擁する。

長崎県の県指定有形文化財である観音寺の観世音菩薩坐像は、像内から見つかった「結縁文」と呼ばれる縁起書により、14世紀高麗の時代に製造された、浮石寺に由来する像であることがわかっている。

2012年に対馬のいくつかの寺社が盗難に遭い、文化財の仏像などが奪われ、後日それが韓国で見つかったという騒動が起きた。この際の盗難品の一つに、観音寺の観世音菩薩坐像がある。文明大・東国(トング)大学校名誉教授、および浮石寺信徒会などは、観音寺の観世音菩薩坐像は浮石寺から略奪され日本にわたったものであるとし、日本に返還してはならないと主張している。

関連サイト:
浮石寺(ブソッサ・부석사) - 韓国「慶州」観光情報ガイド