2013年3月14日木曜日

ローマ教皇

読み方:ローマきょうこう
別名:ローマ法王
別名:教皇
別名:ポープ
英語:pope

ローマ・カトリック教会における聖職の最高位。世界10億人を超えるカトリック教会の信徒を率いる最高権威・精神的指導者として位置づけられる。

ローマ・カトリック教会では、イエス・キリストに付き従った使途の一人であるペトロ(聖ペテロ)を初代の教皇と位置づけている。2013年3月13日にローマ教皇に就任したフランチェスコ1世は第266代目となる。

ローマ教皇の死去や退位に伴う後継者の選出は、「コンクラーベ」と呼ばれる独特の選挙制度により行われる。コンクラーベでは、枢機卿が礼拝堂に籠り、全体の3分の2以上の得票により次期ローマ教皇が決定するまで、繰り返し投票を行うという形が取られている。

フランチェスコ1世の先代に当たるベネディクト16世・第255代ローマ教皇は、2013年2月に自ら退位を発表している。ローマ教皇の生前退位はおよそ600年振りという稀な出来事であるという。